在宅ワークのデスク環境の作り方|最初にそろえるべきものと優先順位
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在宅ワークを始めたものの、ダイニングテーブルやソファで仕事をしていて、肩や腰がつらい。そんな人は多いはずです。作業環境は、一度にすべてそろえる必要はありません。効果の大きいものから順番に整えていくのがコツです。
この記事では、厚生労働省の「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」の考え方を参考にしながら、自宅のデスク環境を整える手順をまとめます。
まず確認したい「正しい姿勢」の目安
道具を選ぶ前に、目指す姿勢を決めておきましょう。
- 足の裏が床にしっかりつき、膝の角度はおよそ90度
- 肘の高さと、キーボードを置く天板の高さがほぼ同じ
- モニターの上端が目の高さと同じか、少し下にある
- 画面と目の距離が40cm以上ある(ガイドラインの目安)
- 背中が背もたれに支えられ、骨盤が立っている
この姿勢が無理なく取れれば、道具は高価なものでなくても十分です。
予算をかける順番
| 優先度 | アイテム | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | チェア | 座っている時間が一番長く、腰への影響が大きい |
| 2 | モニター(+アーム) | ノートPCの画面だけだと、どうしても首が前に出る |
| 3 | デスク | 高さが合わない場合のみ買い替える。昇降デスクも選択肢 |
| 4 | 照明 | 目の疲れ対策。手元の明るさは300ルクス以上が目安 |
| 5 | 外付けキーボード・マウス | ノートPCを高い位置に置くなら必須 |
1. チェア:最優先で投資する
ダイニングチェアは、短時間座る前提で作られています。1日6〜8時間座るなら、座面の高さ調整・ランバーサポート(腰の支え)・肘掛けの高さ調整の3つがあるオフィスチェアを選びましょう。
詳しくは「オフィスチェアの選び方」で解説しています。
2. モニター:目線を上げる
ノートPCを机に直接置くと、画面が低すぎて首が前に傾きます。外付けモニターを使うか、ノートPCスタンドで画面を持ち上げて、外付けのキーボードとマウスを使いましょう。
モニターの高さや位置を細かく合わせたいなら、モニターアームが便利です。→「モニターアームの選び方」
3. デスク:高さが合っているかを確認
一般的なデスクの高さは70〜72cm前後ですが、これは身長170cm前後の人を想定した高さです。身長が低い人は、チェアを上げて足置き(フットレスト)を使うか、高さを調整できるデスクを検討しましょう。
立ち姿勢と座り姿勢を切り替えたい人には、昇降デスクがおすすめです。→「昇降デスクの選び方」
部屋になじむデザインの家具でそろえたい人は、おしゃれ家具の通販ショップも見てみてください。サイズや天板の高さは、商品ページで必ず確認しましょう。
4. 照明:画面と手元の明るさをそろえる
部屋の照明だけだと、手元が暗くなりがちです。また、画面と周囲の明るさの差が大きいと目が疲れやすくなります。デスクライトやモニターライトで手元を照らしましょう。→「デスクライトの選び方」
まとめ
- まずは「正しい姿勢」の目安を知り、今の環境のどこがずれているかを確認する
- 予算をかけるのは、チェア → モニター → デスク → 照明の順番
- 全部を一度に買わず、不満が大きいところから一つずつ改善する
作業環境への投資は、毎日の疲れ方に直結します。まずはチェアから見直してみてください。